2011/02/10

【CP+2011】CanonKissX5触った 高感度性能に驚く

昨年に引き続き行ってきました。

やはり、まずはとにもかくにもキヤノンブース。

キスX5とX50が発表されて、さてどないやねんと。バリアングル液晶がついただけちゃうんかと。むしろ、1200万画素のままDISIC4になったX50がすごかったりするんじゃね↑とかがメーンである。

X5

まずX5。グリップが一回り大きくなった印象。がっちり感がある。

手持ちのX2と、会場の天井の暗いところを撮り比べてみた(ISO1600、1/125秒、F6.3)。

メモリが刺せないので、液晶で確認しただけですが、驚きのローノイズ!!

X2だと黒い背景に赤や黄色のノイズが出る感度ながら、X5は非常にクリア。昨年のCP+2010で、X4と同じように撮り比べ、「X2とX4はほぼ同じ」と判断した。画素は上がっても同レベルなのはすごいけど、買い換えるほどじゃないなと。

それが段違いの進化である。なんで? X4と同じCMOSとDISICじゃないの!? これが1年の違いなの?


X50

次にX50。

X5がこれなんだから!!と期待したが、残念ながら、X2とほとんど同じように見えた。

たった数分の、液晶画像を見ただけという判断ながら、高感度性能は X5>>>X4=X2=X50という感じ。

ま、X50はすでに発売直後と思えない安さなので、そう考えると健闘しているとも言える。


X50ura

ただ、すべての作りが非常に「チープ」。赤も、例えば薄いピンクだったりすると春っぽくて良かったような?

あんまり期待してなかったけど、X5はかなり買う気になってきた。

レンズ編に続きます。


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2010/11/20

ISSから撮ったイタリア

Italy_from_iss_2

NASAのギャラリーから落ちてしまったため、この写真の元ページが見つけられない方も多いと思うのでご紹介。こちらから高解像度写真も入手できます。

http://spaceflight.nasa.gov/gallery/images/station/crew-25/html/iss025e009840.html

写真のデータを見ると、カメラはニコンD3S、レンズは16mm魚眼、ISO51200のF2.8解放で1/4秒露出だそうです。こんな夜景が毎晩見られるのなら、そりゃ半年いても飽きないだろうなぁと思いました。

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2010/08/05

1200万画素機の勝負

フルサイズ機の5DとD700、そしてAPS-CのkissX2という、いずれも1200万画素機を解像力勝負させるとどうなるんだろう? ニコンの14-24が手に入ったので、やってみることにした。

通常、フルサイズとAPS-Cの比較では、レンズの性能が無視できない。解像度は焦点距離が長い方が有利だからだ。

でも、14-24なら、14mmでも24mmでも、4000万画素級に耐えられる解像度がある。1200万画素程度なら余裕だろう。今回は、APS-Cで14mm、フルサイズで22mmで撮り比べた。ISOは200、シャッター速度は1/4000秒、絞りはF3.2で統一した。

ちなみに、もしX2と5Dが大差ないのなら、1年間屋外に放っておくような観測写真がすごく楽になるなぁと思ってる。5Dの代わりにX2が使えるとなると、同じ値段で3システム組めるからだ。

では、さっそくいってみよう。

01_2

元画像の長辺を400ピクセルにリサイズしたものと、中央部のピクセル等倍(右)。「安全第一」の文字は何とか判別できる。

02

同じ露出なのに、明るいのは太陽の照り具合によるものか? 「安全第一」は心眼でないと読めない。ピントが十分合っていないような気もするが、シャープネスが弱いのか?

03

こっちは暗いなぁ。同条件で比較できてなくてすいません。なんとか一緒に撮ろうと思ったんだけど、暑くて暑くて。考えてみたら、jpgの設定を考えていなかった。でも、ニコンとキヤノンではもともと違うしなぁ。さて、こっちは「安全第一」は比較的読みやすい。

総合すると、一番解像力がよさそうなのは1枚目のようです。でも、ちょっと画像処理でがんばってるような気もする。2枚目と3枚目だと、普通に見たら3枚目の方がよく解像してると思う。

さて、みなさんはどの写真がどの機種か分かりましたか?

答えは、(1)D700、(2)5D、(3)kissX2でした。5Dはライブビューがないので、最後までピントに不安の残る結果でした。まぁ、それも含めて実力のうちと言うことで。

ちなみに、5D2も張っておきます。

5d2fin

やっぱ圧倒的だなぁ。

ということは、レンズが十分解像して、さらに十分な光量がある条件下では、フルサイズかAPS-Cかというのはあまり関係ないのかもしれない。なら、5D2と7DやX4といった1800万画素機だったらどうなんだろう?

いい勝負なのかなぁ?

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2010/05/20

絞りが変えられるニコン-EOSマウントアダプタ

ドイツのNOVOFLEXから、Gレンズなど絞り環のないニコンレンズでも絞りを変えられるEOS用マウントアダプタが発売された。近代インターナショナル扱いで、送料・税込み29400円である。

Novoflex

NOVOFLEXはすでに、絞りの操作レバーを搭載したニコン-フォーサーズマウントアダプタを発売しているので、ニコン-EOSマウントアダプタも時間の問題だとは思っていたが、予想以上に早かった。

私はこういうのがあったらぜひ欲しいと考えていたので、デジカメWATCHのニュースで知った瞬間に発注した。もちろん、ニコン14-24mmF2.8を視野に入れた動きだ。防塵・防滴のためのラバーがマウント部分に組み込まれているレンズには使えないことになっているが、切りとってしまってもいいと考えている。どうせマウントアダプタを介した時点で、その機能は失われているので。

実は、すでにEF16-35mmF2.8LIIは手放した。24mmF1.4LIIを入手してから、どうにもこうにも甘くて耐えられなかったのだ。とはいえ、14-24の評判がいいと言っても、実際に乗り換えるかどうかは悩ましいところ。できれば定量的な評価が欲しい。そこで最近、海外のサイトをよく見ている。

ここに、photozoneというサイトの24mmF1.4IIのレンズレビューがある。この評価が、私が星空を写した時の経験と非常に良く合致していた。言葉にすると、F1.4では中心以外は甘く、周辺部は強烈に悪い。F2.8でも周辺部はまだまだ甘く、F4まで絞って初めて、四隅(A4に印刷するなら切り取られる部分)以外は全面点像になる、というもの。

とすると、フルサイズ2100万画素のカメラで星を全面「光点」に写すには、photozoneのMTFの数値で3000以上の解像度が必要ということになる。3200を超えると完璧だ。

dpreviewのサイトはさらにビジュアライズだ。こちらの点数では1500が3200点に相当するように見える。

長々と書いたのは、24mmF1.4IIの性格を説明したかったのではない。この2サイトの指標が、充分使えるものだということだ。

ニコン14-24は、photozoneにしかレビューがないが、14mmでは開放ですでに周辺も3000を超え、F4では3200を超えている。18mmでも同様だ。24mmは多少甘く、F8まで絞ってようやく3000を超えている。全体として、このレンズは14~18mmなら開放から十分で、F4では完璧な性能を持っているということになる。

ちなみに、キヤノンEF16-35mmF2.8LIIの性能は目を覆うばかりで、ニコンの16-35F4もさっぱりダメだ(もちろん、2100万画素級のカメラで星を点に写すという、大変特殊な条件下の話ですよ)。

とはいえ、周辺減光の問題から、やはりちょっとは絞りたい。それで絞りレバーの付いたマウントアダプタが欲しかったというわけ。

ちなみに、ニコンとキヤノンの最新の70-200mmがこれまた最強すぎる。開放から当然のように3000を超えていて、これはEF200mmF2.8はもちろん、135mmF2LのF2.8時よりも優秀だ。ズームがこれほどとは、恐ろしい時代になったもんです・・・。

今度オーストラリアに行く予定があるので、それまでに入手しようと考えている>14-24。

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2010/03/13

Vixen ED70S登場 CP+に行ってきた

 パシフィコ横浜で開かれているカメラショー「CP+」(3月11日~14日)に行ってきました。昨年までのPIE(フォトイメージングエキスポ)から衣替えした1回目。でも、全体的には新製品も少なくてちょっと低調だったかな。そのなかでも気になったのをいくつか。

 ■ビクセン、ED70Sを参考出品

 まるでFS-65Cのようなスタイルの小型屈折をビクセンが参考出品していました。生産中止になったA80SSの後継だそうです。

Ed70s

    対物レンズ:口径70mmマルチコート
    焦点距離:400mm(F5.7)
    鏡筒長:約340mm
    鏡筒外径:90Φ
    重量:2.2kg

 マイクロフォーサーズ用のアダプタも展示されていたりして、最近流行のデジスコも視野に入れた鏡筒であることがわかります。ただ、対物レンズはまだダミーでした。

 もう一つ、R200SSの兄貴分とおぼしきR250Sも展示。アトラクス・デラックスでグリングリン動いていました。

R250s

    対物レンズ:口径250mm パイレックス材 マルチコート
    焦点距離:1200mm(F4.8)
    副鏡:口径70mm相当 マルチコート
    鏡筒長:約1100mm
    鏡筒外径:304Φ
    重量:12kg(鏡筒バンド、ファインダー込み)

このクラスにはVMC260もありますし、製品化するかどうかは検討中とのことです。

 ■ソニー

今回、もっとも気になったのがこれ

56qfhd

3840×2160ピクセルというフルHDの4倍の画素数を誇る56型モニター「SRM-L560」。近くで見てもたまらない解像度。昨秋に発売されてて、682万5000円だそうです。ちょっとほすい。

え? ここまでカメラが登場していない? まぁ、それが今回のCP+の感想ですかねぇ (^_^;;;

あえていうと、ソニーのTX5がすごいと思った。全面スライドのくせに完全防水。これでフルHD動画が撮れれば最強なんだけどなぁ。その機能を持つTX7がせめて生活防水だったら、牛乳をひっくり返しまくる2歳児がいる親も買いやすいと思うのだが。

Tx5

あと、αシリーズでは500mmF4とディスタゴン24mmF2を参考展示。まぁ、早くラインナップでも2強に追いついて欲しいもんです。

500mm

このあとは駆け足で。

 ■キヤノン

キスX4をさわって、自分のX2と撮り比べてみた。ISO1600のノイズ感はほぼ一緒。画素数が1。5倍になってるのに同レベルなのはすごいけど、同レベルなんだと思うと買う気が失せる。

7DとX4が1800万画素でそろってしまったので、もう60Dは出ないのではないかと想像するけど、超ローノイズを狙ったAPS-Cの1200万画素クラスがあれば、それは一つの方向性としてぜんぜんアリだと思う。

 ■ニコン

D3SのISO102400を体験するコーナー。暗室の向こうに風鈴?が下がっていて、ファインダーではほとんど識別できないのに、ライブビューには写ってる。これはすごい。ノイズ感は懐かしのD1HのISO800レベルだと思う。ニコンがここまで来たのに感動。

でも、相変わらず微光星の偽色問題は未解決らしい。早くどうにかしてほしいなぁ。

あとニコンの新レンズ16-35mmF4G VR。

1635_2

こんなにでかいのか!!

左は比較用の14-24mmF2.8G。これはちょっと、どうでしょう?

 ■パナソニック

新発売のG2を展示。個人的には宮崎あおいより樋口可南子の方がぜんぜんいいと思う(もちろん、カメラの話ですよ)。操作性が直感的だし、レスポンスもいい。特にGF1は軽い上にフラッシュも内蔵で、液晶ファインダーのレスポンスやシャッタータイムラグも「一眼」と行っても許せるレベル。秒3コマの連射も十分。

ただ、G2の動画がいまだに1280×720なのはなんで? GF2ではフルHDになるかなぁ・・・?? ムリか。

 ■オリンパス

ようやくフラッシュが内蔵されたみたいですね。

 ■ケンコー

結構元気がよく、APS-C用の8mm魚眼や85mmF1.4、ピンホールレンズなどを展示。85mmはファインダーで見て分かるくらいあま~い描写。ソフトレンズかと思った。800mmF8と500mmF6.3のミラーレンズは軽くて見直した。これならお遊びで1本欲しいかも。

Kenko

全体的にはどうでしょうねぇ。やっぱり、1Ds4とD700後継機が影も形もなかったのが残念だったかなと思います。まだまだ日本は不況なんでしょうかねぇ。。。

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2010/02/09

CanonKissX4発表

キヤノンから、kissX4が発表されました。

Kissx4

DISIC4、フルHD動画で30fpや24fpsへの対応、マイク端子の実装、Eye-Fiへの正式対応など、かゆいところに手が届いた正常進化だな、というのが第一感でした。

一方で、1800万画素へのシフトや新しい規格のバッテリーなどはちょっと引いた。

常日頃から、画質が担保されているのなら画素数はいくらでも多い方がいいと言っている私ですが、エントリー機でここまでとは。

もちろん、フルサイズ機ははやく3000万画素を越えてほしいです。

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2009/03/27

PIE2009に行ってきた (EOS KissX3 と Gitzo編)

国内で開かれる最大の写真・映像機材の展示会「PIE(フォト・イメージング・エキスポ)2009」に行ってきた。

Pie01

場所は東京・有明の国際展示場(東京ビックサイト)。ちなみに、29日まで開かれていて、ネットで事前登録すれば、1000円の入場料がタダになります。

まず目につくのはキヤノンのブース。いきなりメリーゴーランドでピエロとオンナノコが回っていて、展示しているカメラで撮ってくれやという趣旨。気合入ってんなぁ。

Pie02

今回発表になったkissX3もあった。フルHD動画搭載で1500万画素でDISIC4。ただ、5D2と違って外部マイクが使えないこと、コマ数が24fpsから20fpsになっていることで差別化されている。

Pie03_2 

あとはX2と見てくれも操作もほぼ一緒。ってことは私にとっては使い方がよくわからんということでもある。とりあえずフルHD動画が撮れているのは確認した。まぁ、それ以外のところもうまくまとめているのでしょう、キヤノンのことですから。50Dでの実績もあるしね。

逆に、シックな装いだったのがニコンのブース。

Pie04

新製品は特になかったけど、キヤノンに負けず劣らず賑わっていた。個人的にはメディアポートが面白かった。これ、ヘッドアップディスプレーにカメラが付いていたら、実際に見える風景に画像処理を施せて楽しいんじゃないかと思う。でも、ノートPCにつなげられていたデモでは、画像処理のタイムラグが5秒!くらいあった。さすがにリアルタイムはまだ無理のようだ。

あとは、おねいちゃんをみながら会場をぶらぶら。

Pie09 

これはシグマのブース。APS-Cサイズの画像素子を持つコンパクトデジカメDP2に気合が入ってたけど、まぁ、kissX2の方が・・・とか思い始めるとよくないんでしょうなぁ。

Pie07

これは個人的に注目してる中国の三脚メーカー BENRO のブース。ここは、ジッツォみたいな180度開脚してコンパクトになるカーボン三脚とかを作ってる。

Pie08

重さもそこそこ。脚をもってひねりを加えるとむにむにひねられちゃう印象だけど、それは本家ジッツォのGT1541Tとかと比べるから。値段が半額以下とかだったらいいと思うんだけど、でも結構高いんだよねぇ。

で、本家です。

Pie05

オーシャントラベラーGK1581OTきた。やっぱりかっけ~。水槽の中で煮られております。ブルーのラインがかっけ~。でも、GT1541Tと比べると、思いのほか重量感があってちょっと萎えたのも事実。

Pie06

各パーツがそれぞれ置かれていて、ご自由にお障りくださいということらしい。手に取ると、オーシャントラベラー用のステンレスパーツ(真ん中下)はかなり重い。そっか。ステンレスって重いんだなぁと実感。その上にあるのが90TTに使われているチタンのもの。さすがに軽い。

でも、その右や上にあるマグネシウムのパーツ類は、かなり削りこめることもあってか(加工しやすいから?)、ベラボウに軽い。こんなにごついのに紙みたいな重量感。いやほんと。これはすごいわ。カーボンのパイプも一番上にある6Xになると、これまた紙みたいな軽さ。すげすぎる。こーゆーのは、個人では絶対に作れないなぁと、正直思った。

(次回は、天文編です)

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2009/02/19

TS-E 17mmF4L と 24mmF3.5LII 発表

キヤノンから、TS-E 17mm F4 L と TS-E 24mm F3.5 L II が発表になった。

Tse17_3   

Tse24ii

特に17mm。なんじゃこの暴力的なデザインは。すげすぎる。いや、ほんとマーベラス。

TS-Eレンズは、EOSマウントでいわゆるシフト・ティルトができるレンズシリーズ。特にシフトは、普通にビルなどを「見上げて」撮影すると上すぼまりになったり、机の上の香水を上から撮ると下すぼまりになっちゃうのを回避するテクニック。これらは建築写真や商品写真(いわゆるブツ撮り)では必須の技術で、これがないと話にならん。逆にいえば、こここそがAPS-Cを含めた35mmシステムの弱点でもあった。まぁ、最近はフォトショップでどうにかできちゃうんだけど、どう頑張っても画面の一部を切り取ることになるから、2100万画素あってもすべてを有効利用することはできない。シフトできるんならできるに越したことはないのである。

もちろん、これまでにもTS-Eシリーズには24mmとブツ撮り用の90mm、そしてその中間の45mmがあった。ニコンにも24mmと45mm、85mmがあって、こいつらは一足先にリニューアルされている。でも、キヤノンもニコンもこれまで、「シフト・ティルトが同じ方向にしかできなかった」。それが、この2機種は「ティルトとシフトの移動方向の関係を±90°の範囲で変化可能」になったようだ。こいつは本当にすごいことですぜ!?

まぁそれはいい。

我がブログのメーンは都会での星空撮影であるので、うちのブログ的なシフトレンズの効果を実際に見てみたいと思う。例えば、先日の歌舞伎座の写真。16mmで撮影したんだけど、かなり上すぼまりになっている。

Kabukiza

(せっかくなので、でかい画像で載せてみた。↑↓クリックすると広がります)

これの上すぼまりをフォトショップで解消させると、、、

Kabuki2

あ~なんてモッタイナイ。マータイさんもびっくりである。ここからさらに長方形に切り出すことを想像してほしい。でも、上すぼまりはほぼ解消され、建物は自然な描写になった。

これが、17mmの画角でそのまんま、2100万画素そのまんまでイケるのである。シビレル~

これを可能にしているのはレンズのイメージサークルの広さだ。通常のレンズはフルサイズでも24mm×36mmの長方形の斜め方向である約48mmあれば十分。実際には55mmくらいあることが多いけど、±12mmもシフトさせるためには、最低でも60mmは必要になる。実際には65mmくらいあると思う。それを17mmの画角でやるのがどれほどの無茶か。結果、あんなニコンの14-24mmのような造形になったのであろう。

しかし、まさに、オレに使ってくれと言わんばかりのこのレンズ。16-35IIと24IIを手放す価値が、あるやなしや。

それはさておき、個人的にはシフトレンズって星野写真にも使えると思うんですよ。だって、同じレンズから別の構図を切り出すわけだから、つなぐ際に収差のことを気にしなくていいんじゃないかなぁ。で、縦方向に±12mm移動させた2枚で36mm×48mmの4200万画素。やっほぅい。ついでに横方向だけパノラマ回転させちゃいますか。これなら48mm×72mmで8400万画素。うひほ~。CS4に64bitOS、12GBメモリなら扱えるはず。まぁ、でも、ここまでやるなら収差も絶対補正するし、バックグラウンドも均一じゃないだろうから手間は一緒かな?

それでも、TS-E 90mmを縦横が倍ずつにしたら、45mm相当になってオリオンがぴったし。うしし。やってみてぇなぁ。

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2009/02/12

A4に必要な画素数、通説はウソ?

昨春に1DsMk3を使い始めてから思っていたことがある。デジカメの画素数と、プリンター解像度のことだ。

5Dの1200万画素と、1Ds3や5D2の2100万画素。どっちもとっくにA4にプリントするのに必要な画素数を超えているはずなのに、実際にプリントしてみると、「解像感」がまったく違うのだ。これはもう明らかに。

なんでか?

そもそもA4に必要なのは、600万画素くらいとよく言われている。これは、人間の目の解像度が200dpi程度であるというのが理由の一つのようだ。A4は250mm×300mm程度なので、だいたい10×12インチ。つまり、2000×2500画素=500万画素。このあたりが出力の限界になっている、と。また、プリンタの解像度も最大300dpiくらいで、そうだとしても3000×3600=1080万画素あれば十分ということらしい。

でも、実際には違う気がする。これが不思議だった。昨年末、あるサイトで、D700か5D2かという議論になったとき、「2000万画素を超えるとA4でも明らかに違うけどなぁ」って書いたら、「ルーペで見てるのか?」ってさんざんいじめられたんだけど、そうじゃない。2000万画素級のプリントは全体をパッと見ただけで精密感にあふれてるし、部分をじっくり見るとますます違って見える。

自分だけかというと、そうでもない。昨夏、天文ガイドに「東京都庁」が入選した際は「機材が代わって精密感あふれる描写になりましたね」という趣旨のコメントが書かれたし、以前、それまでの作品のA4プリントをよっちゃんに見てもらったときも、彼は5Dの写真と1Ds3の写真を一目で見分けた。うちの嫁も「あ~ぜんぜん違うね」というから、誰しもが感じるくらいの差だと思う。

なぜか。

プリンターの解像度について検証した記事で、日経パソコンに連載された「最適解像度の研究 」という記事がある。プリンター開発者への豊富な取材に基づいた、読み応えあるレポートである。

この記事の結論でも、基本的に「写真」の解像度は350dpiくらいで十分という。しかし、この中で、これか!という記述を見つけた。それは、「文字の感度はずっと高い」と題された部分。

いわく、「視覚限界300~400dpiは写真を前提とした話。例えば真っ白な紙に印刷された黒100%の文字や線を見る場合、人間の目の感度はずっと高くなり『数1000dpiの分解能がある』(ブラザー工業の上田氏)」というのだ。

「真っ白な紙に印刷された線を見る場合」とは、「真っ黒なバックに印刷された星の軌跡を見る場合」と同じではないのか?

また、私のように、都会でのビル群をパンフォーカスで撮るような場合、それは通常の風景写真よりも、例えば空とビルの境目のような、より線画に近い描写になっているのではないだろうか。

この記事によると、通常のインクジェットプリンタは、グラフや文字にも耐えられるように、300~400dpiを超える描写性能を持っているという。例えば、神プリンターとして有名なエプソンPX-5600は5760dpiであるし、私が使っているキヤノンのiP9910も4800×2400dpiである。インクジェットプリンタでは、ある色を表現するのに10~数十ドット必要という議論もあるが、例えそれが3×3や6×6ドットだとしても、PX-5600では400dpiの2~5倍の描写性能があるのではないだろうか?

そう考えると、仮にプリントサイズがA4だとしても、星景写真や、ビル群などを被写体にした精密写真のような場合、画素数は多ければ多いほどプリントにも反映される気がする。いずれにしろ、1200万画素と2100万画素に「明らかな差」があるのは経験上間違いない。とするならば、A3にプリントするときは、2000万画素と4000万画素にも「明らかな差」がありそうだ。

そう考えると、デジカメの画素数はまだまだ、もっとあっていい気がするのである。

画素ピッチが小さくなることによる弊害もあるだろうけど、だって、デジタル一眼のCMOSなんてまだ、裏面照射すら使ってないんでしょ? まだまだですよ。

ちなみに、キヤノンはこんな論文も発表している。APS-Hで5200万画素。フルサイズなら1億画素級である。この添付写真をみても画像の破綻はないように見えるが、驚く点は、この論文が2007年発表ということだ。やろうと思えば、なんでもできるということか。

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2008/12/22

PhotoShop CS4 導入

adobeフォトショップCS4が19日に発売され、我が家にも届きました。

Cs41_2

インストールして、メモリは無駄に約10G割り当ててみた。初めてやった画像処理が「年賀状の作成」とはちょっと切ない話だけど、まぁ時節がら致し方あるまい。

ちょっと触ってみた印象としては、ユーザーインターフェースはCS3と変わんないので戸惑いなく移行できる。それ以外の新機能はまだ試していません。すいません。

Cs42

ソフトの重さは、まぁ、普通かなぁ。今回、PCがおニューになったことで、CS3の起動は爆速になった。これまでは起動に「なんたらかんたらを初期化しています」「ほにゃららをはにゃ~しています」・・・などという表示があって、正味3~4秒かかってた。

それが一瞬に。文字読めねぇ。

で、CS4。文字がまた読めるようになりました(笑)。

それ以外の処理に関しては、使いこなせてきたらまたリポートします。

それにしても、年賀状では無駄にレイヤーを駆使しまくった。我ながら笑える出来だと思った瞬間、インクジェットはがき(光沢ではない)のプロファイルで大ハマリ。うまくプリントできなくて、20枚くらい変な色で刷ってしまった。2009年は、このあたりを勉強だなぁ。

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