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2009/01/20

ISS 撮ったど~

天体機材のいろいろな加工をしてくださるスコープライフ・遊馬さんのサイトを見ていたら、国際宇宙ステーション(ISS)が今日、東京でとてもよく見えるとのこと。幸い休みだったので、夕方芝公園に行ってきた。

ちなみにJAXAのサイト「国際宇宙ステーションを見よう」はこちら

Iss

午後5時半ごろの空を、約5分かけて、すぅっ~っと移動していった。すげぇなぁ。あそこに人が乗ってるのか。人類の科学力っちゃすさまじいですね。

でも考えてみたら、人って月にまで行ってるんだよな~、などと考えて、それでもなお、高さ1kmの「バベルの塔」を造ろうとした瞬間に世界金融危機っていう「神の雷」を喰らっちゃうんだと思うと、それはそれでなかなかいろんなことが示唆されているような気もしました。いえ。基本、無神論者ですけれども(八百万の神様たちは信じてますが)。

  • 2009/01/19 17:28 -> 17:32
  • Canon 5D MarkII , SIGMA 8mmF3.5 FishEye , GITZO 1329MkII , CanonTC-80N3
  • ISO200 , F8 , 4sec x 50 frames , jpg-L + RAW
  • Using KikuchiMagick , PhotoshopCS4

肉眼で見るISSは、左にいる金星と同じくらいの明るさに見えましたが、高速で移動しているため、写真ではかなり暗くしか写りません。このため、フォトショップのマスクを使って、ISSの軌跡部分を明るくし、見たイメージに近づけました。また、東京タワーはあまりに明るくて白飛びしてしまうので、RAWデータを-2段半で現像したコマから重ねています。その後、公園の人口光のために画面全体が黄色に転んでいたのをカラー補正しています。

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2009/01/15

Shinagawa

Shinagawa01

品川インターシティ、よく出来てるなぁ。ほとんど真北を向いてるのね。中央奥のドコモビルの右側には東京タワーがいるんだけど、午前0時を回っていたのでライトが消えていた。ちょっと残念

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2009/01/11

NikonD3X、衝撃のローノイズ 5D2と勝負させてみた

ニコンD3Xのサンプル画像がいろんなサイトで見られるようになってきましたけど、天文屋にとってはずっと、一抹の不安が付きまとっていたと思います。

曰く、「ノイズが少なすぎる」。

きれいすぎるんです。ISO6400とかでも、あり得ないくらいのスマートな画像を出力してる。ほんまかいな? これはまた例の、ニコンのEXPEEDマジックではないか? キヤノンのDISICも相当な魔法使いですが、EXPEEDの魔法はノイズごと星も銀河系の彼方へ飛ばしてしまうので、天文には使いにくいという経緯がありました。

また、先日私が書いたように、α900と同じとみられるCMOSであることと、あの出力画像のギャップが、ますます眉に唾をつけたくなります。

じゃぁ、実際、どうなんやと。暗箱の中でISO1600、15分露出させてみたらどないやねんと。みなさんも知りたいでしょ?

やってみた

D3xvs5d2

いきなりD3Xは買えないので、新宿のマップレンタルで1時間4000円でレンタルして、手持ちの5D2と同条件で勝負させました。温度は測ってませんが、室内だったので25度前後と思われます。暗室にするために、両機をこのカバンの中に入れてチャックを閉め、カバンの外からリモートケーブルでシャッターを押しました。長時間ノイズ低減はOFF、高感度ノイズ低減もOFF、jpg-Fine撮って出し勝負です(RAWデータもありますが)。

Canon5D2

5d21

NikonD3X

D3x1

D3Xすごい!!

いや、5D2にはかないませんが、5D2とここまで勝負できるデジタル一眼なんてそうありません。D700で見られていたCMOSの分割ラインも見えない。アンプノイズも見えない。画面の端っこに薄くピンクのノイズがありますけど、5D(1)のように一部だけ大きく広がるわけじゃないので、画像処理にはぜんぜん問題ないでしょう。

今回は1Ds3との勝負はしませんでしたけど、1Ds3とも同等以上のレベルという感触を持ちました。

中心部のピクセル等倍画像はこれです。

5D2

5d22

D3X

D3x2

すごいよ、すごいよニコン。ついにきたね。

これで偽色の発生がなく、微光星が消えなかったら、ついにキヤノンに追いついたといっても過言ではないと思う。

  ------------- ここから追想モード(読まなくていいです) -------------

いつもウンコウンコゆうてニコンをいじめている私ですが、フィルム時代はずっとF4を使ってましたし、デジタルになってもD1Hでやってました。満足してたわけです。キヤノン20Dが出るまでは。

いや画質はいいわ、連写は同じだわ、何より軽いわ。

当時のメーンは12-24F4と80-400VR。D1Hにストロボも必須だったので、トータル5kgくらいあったと思う。予備バッテリーと充電器も絶対必要だったし。さらにノートPCを持って、新潟の奥地を1日20kmとか歩いたりしたときは本当にキツかった。

それが、20Dと17-85IS、70-300DOなら半分なわけです。毎日撮っても電池は1週間とかもつので、充電器も必要なくなったし、予備バッテリーも軽い。ストロボも内臓だから、いざとなったら持っていかなくていい。これはうれしかったなぁ。

20Dからキヤノンに全面移行して、5D、1Ds3、5D2と入れ替えてきた。その間、ニコンはD2シリーズで大ゴケしたりしたので、あのタイミングで変えといたのは正解だったと思います。そして満を持してD3とD700が登場。でも、偽色と小さな星が消える問題があり、ノイズもキャノンと勝負できるレベルとは思えなかった。

それが、それが、ついにクララが立ったんですね (違う)

  ------------- 追想モード終わり -------------

α900と同じCMOSでありながら、どうしてここまで低ノイズなのか。実は画素数が同じというだけで、同じじゃないのか? EXPEEDの超絶マジックか?

もしかしたら、めちゃくちゃオーバークロックできる当たりCPUのように、1000枚に1枚とかの大当たりCMOSだけがD3Xに使われているのかもしれない。だとしたら、80万円っていう値段もなんとなく理解できる気がする。

いやぁ、これは実際に星空の下に持ち出して、偽色と微光星テストをやってみたいなぁ。沼澤さんが、近々やるかな?

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2009/01/09

リモート天文台のその後

> 正月早々、醜態をさらす結果になりそうな気もしますが。

ほら、さらした

とはいえ、「天文ガイド2月号見たよ~」ってコメントやメールを下さったみなさん、ありがとうございました。こちらのブログを見てくださってる方にはすでに既知の情報ばかりでしょうけど、改めて取材を受けると、自分自身、頭が整理できる部分もありました。こんな私の「体験談」が参考になるのかどうか、はなはだ疑問ではありますが、もしこれがきっかけになって、星の写真を始める方がいらっしゃったら、本当の幸いです。

でも、取材中、「正直、このスタイルに飽きてきてませんか」って聞かれて、「えぇ、おっしゃる通り」って即答してしまったのはヒミツです。

それはさておき、今回リモート天文台の計画も紹介されました。年末に帰省した際、実家に設置してきました。ただ、結論から言うと、インターネットを通じての完全リモートコントロールをするには至りませんでしたので、一応ご報告しておきます。まぁ、リモートデスクトップをするには、力量と時間が足りんかったということです。

Sol1

でも、とりあえず、完全メカニカルで、午前6時から午後6時まで2時間おきに毎日7コマ撮影するシステムにはしてきました。カメラには16GBCFを突っ込んでいるので、容量的には200日以上撮影できるはず。実際には、3~4カ月に1度くらいのペースで、データの回収とタイマーリモートコントローラーTC-80N3の時計合わせをすることになるでしょう。それくらいのペースなら、うちの親父様も文句は言いますまい。たぶん。

具体的には、電源はAC100V→12V→8.1Vとして、TC-80N3で2時間おきにシャッターを切るように設定しました。さらに具体的には、インターバルは1時間59分58秒、LONG EXPは2秒とし、カメラは連写なしの1コマ撮影モード、マニュアルで1/8000秒、F32にしています。ISOは100ですけど、どうせRAWでしか撮らないので関係ないでしょう。

Sol2

これが実際の画像。ここまで画面が暗いと、5DのRAWデータは10MB程度です。

2時間おきに撮影を続けるとして1日12コマ。つまり120MB/日。10日で1.2GB、100日で12GBです。CFが16GBですから、これだけでも100日以上撮影できます。ただ、夜も撮るのは「もったいない」ので、今回はAC100Vのタイマー電源を組み合わせ、午後7時から午前5時までカメラの電源をオフにすることにしました。これで、撮影は昼の7コマ分だけになり、データの整理も簡単になると期待しています。ちなみにカメラの電源がON/OFFされても、TC-80N3の電源は独立していますから、タイマーへの影響はありません。

余談ですが、TC-80N3って本っ当に消費電力が少ないんです。CR2032のボタン電池なのに、動かしっぱなしで1年以上持ちます。前回のアナレンマを撮ったシステムは現在も稼働させてますが、TC-80N3はまだ動いてます。電池減りマークも点かない。私はこいつを「原子力電池」と呼ぶことにしました。

さらに余談で恐縮ですが、ニコンのリモートコントローラーMC-36は単4が2本なんですよね。なので、でかいし重い。ジョグダイヤルじゃないから設定が面倒臭い。10ピンターミナルは取り付けにくく、外しにくい。アラームの音はうるさすぎ。寒い場所に行くとケーブルが固くなる・・・などなど、後発とは思えぬウンコ具合に仕上がっております。10ピンターミナルにTC-80N3を刺せるアダプター、誰か作りませんかね?

Sol3_2

それはさておき、三が日のデータを重ね、真上を南にしてみました。なぜか毎日、真昼が曇って、太陽は8持、10時、16時だけ。でも、雰囲気は出てると思います。

8の字七つ、描けるかな?

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2009/01/02

国立新美術館

Nationalartcentertokyo

しまった、もっとど正面から撮るべきだったか。

Canon5D MarkII, EF16-35mmF2.8LII, GITZO 1329MkII, TC-80N3

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2009/01/01

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

2009

2008年は五輪があったり金融危機が勃発したり、オバマ新大統領が選出されたりとなにかと忙しなかったですね。個人的にも、長男が生まれたり、天文ガイドの最優秀をいただいたり、日食に行ったり、アナレンマが完成したり、久々にパソコンを一新したりと、まぁいろいろあった。

新年は、無病息災で平穏に、それでいて、なにか新しいことがいろいろある年になることを願っています。正月早々、醜態をさらす結果になりそうな気もしますが。

なにはともあれ、今年もよろしくお願いします。

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