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2008/07/13

KenkoSE2三脚、驚きの高剛性

先日、GITZOの5型三脚にGP2赤道儀をマウントして、好結果を得た。ところで、GP系に使える三脚といえば、ケンコーのスカイエクスプローラーII用三脚もある。

Se2tripod

これがまたえらいがっちりした三脚だ。1.75インチ(約44mm)のステンレスパイプを使い、重量は5.4kgもある。ビクセンガイドパック用三脚が2.4kg、GITZOの5型三脚が3.2kgなので、重量を考えれば剛性の高さは当たり前という意見もあろうが、何より、アイピースホルダーを兼ねる円形の金属板によって、下から三脚をギリギリと締め上げる構造が強い。ちなみに、三鷹のGN-170純正三脚は、脚を閉じる方向に引っ張ることで固定する逆の設計だが、いずれも「三脚のそれぞれの脚を固定してしまう」という思想は同じである。

話は戻って、このSE II 三脚。重いので日食に投入する気はなかったのだが、せっかくなのでテストしてみた。その結果がこれ。大きくてスイマセン。

Kenkose2vsgitzo5

いずれも、1DsMarkIII を使用。鏡筒は ED103S で、中央部をピクセル等倍で切り抜いた。撮影に関しては、リモートコントローラーTC-80N3を使い、ライブビューの10倍で振動が収束するのを確認して撮影している。なので、三脚の固有振動数のみが反映しているはず。

結果を見てみると、1/8秒露出のコマで明らかな差が出た。それ以外のコマでは全体的にSE2三脚がよく像を止めているものの、その差は大きくなく、GITZOの方が優秀に見えるコマもある。ただ、やはり1/8のぶれ方の差は大きい。

実際、ライブビューを覗いていると、SE2三脚の振動吸収はかなり早い。ピントノブから手を離すと、1秒後にはほぼ止まる。一方、ジッツォだと2秒くらい細かい振動が続く感じ。そのままカメラを軽く横に押すと、SE2三脚は押した分だけ像が動くが、GITZOは振動を伴って動く。SE2三脚、かなり優秀です。HALとかは実験してないのでなんとも言えんのやけど。

問題は重さでしょう。海外旅行で 3.2kg と 5.4kg の違いは大きい。三脚がもう1本持てます。それでも、日食のようなドタバタする場面での振動吸収の速さや、1/8秒のブレの少なさは魅力的。遊馬さんにせっかくアダプターを削りだしていただいたのに申し訳ないのですが、正直、悩ましい・・・というのが本音です。

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