最終シミュレーション
日食最終シミュレーション&パッケージング中。やっぱり何点か見落としがあった。一通りやってみないとわかんないことも多いっす。それにしても部屋がひどいことになってきた・・・
ってことで、29日から8月5日まで日本にいません。コメントいただいてもお返事もできないかと思いますのであしからず。
今回最大の目標は、無事に帰ってくること。がんばるぞ。
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先日、D200で撮影する機会があったんです。
日食に持っていこうと思って親父から徴収した後、銀座のニコンSSでCCDをクリーニングしてもらった帰りの車内で、チャイルドシートに座っていた息子を撮りました。
その時は、なにも考えてなかったんですよね。
ちょっと暗かったので、何気なくISOを1000にした。
たまたまモードはRAWだったんです。
jpgでよかったのに、設定を間違えてた。
帰ってきて、しまったRAWだった、面倒くさいなぁと思いながら、フォトショップCS3で展開して・・・息をのみました。
ニコンを使ってる方は、苦労されてたんですね・・・。
ちょっと前まで、まぁ、キヤノンは優秀だけど、もうそれほど差はないだろうと思ってました。
でも、うちのブログによくコメントをいただくエイイチロウさんが、ニコンからキヤノンに乗り換えて、見違えるくらい星が写るようになったと。
一方で、ニコンは付属ソフトのニコンキャプチャーがとても優秀だという話も別ルートで聞きました。
そりゃそうだよなぁ~、これだけ膨大なノイズをきれいに消してしまう高性能な処理なら、確かに小さな星はきれいさっぱりなくなっちゃうはずですね。
まぁ、それはRAWの話ですが、jpgでも同じような内部処理をしているのでしょう。
日食に持っていく気が失せました。
で、
D700さん、こんにちは。
えぇ、購入しましたとも。買いましたとも。
さすがに、自分のアホさ加減に驚きを隠せない。まぁ、それはいいです。
とりあえずの印象としては、CFのふたがキヤノンみたいになってとても扱いやすくなった。
10ピンターミナルのふたが、ねじ込みのキャップじゃなくなってなくさないようになった。
これはとてもすばらしい。
でも、10ピンのリモコンの取り付け方法は人間工学をまるで無視。
萎えるなぁ。これはD700のせいじゃないのかもしれないけど。
撮ってみると、さすがに高感度に強い。
ISO3200は常用です。キヤノン5DのISO800くらいのノイズレベルかな。
これは撮影の幅が広がりそうですね。
天文的ダークノイズも撮ってみました。
ISO1600で15分間、エアコンの設定は28度なので、温度はそれくらいです。
残念ながら、RAWがCS3で読めないので、jpgでもいいですか?
判断は、各自にお任せします。
生データをどうぞ。
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1ヶ月ぶりくらいに晴れ間を見た。って言っても、「抜けるような」空ではなく、湿度の高い、Tシャツがべたっと張り付く感じの夜。でもあまりに久しぶりだったので、晴海埠頭まで出かけてみた。
大きな月と、すぐ横に木星。そっか~、今日は満月だったか。月齢くらいは知っとけよ、天体写真を撮る人間としてはよ、と帰宅後に嫁に指摘されたが確かにそうですね。でも、2週間後にこの月が太陽をバシッと隠すんだということにちょっと感動。お月様、よろしく頼むぜ。
2008/07/17 22:43, Harumi Passenger Terminal, Tokyo, Japan
Canon EOS-1Ds Mark III, EF16-35mmF2.8L USM II, Gitzo1548MkII, TC-80N3
ISO200, RAW, 25mmF5.6, 15sec, PhotoShopCS3
真ん中の明るい星はアルクトゥルス、左下がおとめ座のスピカ。春の星座が西に沈んで、夏本番ですな。
2008/07/17 21:29 -> 21:59, total 30min
Canon EOS-1Ds Mark III, EF16-35mmF2.8L USM II, Gitzo1548MkII, TC-80N3
ISO640, jpg-L, 16mmF3.2, 1sec, 1077frames, KikuchiMagick, PhotoShopCS3
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K-astec さんの 65SYSTEM を導入して、GP2赤道儀をフォークマウント化した。
うむ。狙い通り。かっこよす。重量は750gで、ウエイトもいらないからかなりの軽量化になる。ちなみに鏡筒を外すとこんな感じ。
ビクセンのクイックシューも取り付け、鏡筒が簡単に取り外しできるようにした。
この組み合わせは、極軸プレート65GP80Bと65θ120A。これでED103Sでも40度ほどの仰角を確保できる。最大でも22.4度しか必要ない太陽撮影には充分だ。
65SYSTEMは厚さ12mmのアルミ板を組み合わせて作られていて、強度的にもGP2純正の赤緯体と同等以上であることを1DsMk3のライブビューで確認した。ブレなしです。気になる微動がない点も、ED103Sの焦点距離(770mm)では問題なかった。また、K-astecの川野さんがブログで気にされていた、クランプを締めた際の像のずれも見られなかった。
そして何より、このクランプの構造には目を見張る。これ、押しネジじゃなくて引きネジなんです。昔、衝撃的なデビューを飾った誠報社のNZガイドマウントは、その考えはよかったんだけど、押しネジだったため、使っているとどうしてもガタが出た。これは構造上どうしようもない。65SYSTEMは引きネジが反対側の稼動部を引っ張るため、ガタの出ようがない。ただ、それを可能にするために、12mmのアルミ板に円弧状の穴を半周分開けている。この隙間をネジが通過して回転部が回るわけ。すげぇ設計だ。何より、実際にそれを加工しちゃうのがすごすぎる。
ところで、先日報告したカメラのリアマウント方式。たかだか1kg程度の重しをリアにつけたくらいでどれほどの効果があるんやと。私も試さなければそう思うと思う。ところが、これが意味があるんだな。
ためしに、カメラを外して赤道儀下のネジを緩めてみる。
そうすると、全体が北側に傾く。三脚との継ぎ目を拡大すると・・・
浮いてます。ところが、カメラ(40Dと16-35mm)を雲台に取り付けると、
へこっと戻る。これ、下のネジを緩めたままです。すばらしい。
これは何がうれしいかというと、日食の場合、前夜に極軸をセッティングできないケースが往々にしてありうる。そもそもそういう日程のツアーだったり、前日の晩が晴れなかったり・・・。そうすると、当日に太陽の動きを見ながら極軸を修正するしかない。ところが、下のネジを緩めるたびに全体がお辞儀してるようじゃ、とてもじゃないが微調整なんてできないのだ。しかし、これでいくらでも微調整できそうです。
ところで今日は、趣味人に行って、SE2三脚のステンレスパイプを切ってもらってきた。ED103Sの保護にするので、それより長く、それでいてスーツケースにギリギリ入るように。結局、メーンパイプは15cmくらいしか切らなかったけど、内側の32mmパイプは伸ばしても5cm程度になるよう、40cmくらい短くしてもらった。水平出しにさえ使えればいいので。
これで1kg軽くなり、総重量は4.4kgとなった。GITZOとの差は1.2kg。この差は大きいか、小さいか。
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先日からしこしこと、こんなん作っとった。
後ろからみると、こう。
これを、ビクセンGP2赤道儀の、ここに取り付ける。
と、こうなる。
もちろん、出っ張っているネジは1/4インチ。そう、こういうことができます。
何がうれしいかというと、カメラをもう1台載っけられることが一つ。それより何より、重心をなるべく中心に持ってきたかった。というのも、日食ではフォークマウントにする予定なので、重心はかなり北側に寄る。GP2赤道儀って精度はそこそこなんだけど、GP-Dと違って剛性はそれなり。そのため、アンバランスになると急に動きが重くなる。これを「なるべく」解消しようというわけ。
実験してみたところ、剛性は充分。カメラのシャッターを連射しても、反対側に取り付けたED103Sの像(1DsMk3の10倍ライブビュー)が微塵も動かないことを確認した。これでコロナの撮影中に、中望遠の写真も撮れそうです(もちろんインターバルタイマーで)。
使ったパーツは、エツミのメスメスネジ大(1575円)と、ビクセンウェブショップから購入した「GP2赤道儀の赤径軸を後端から固定している、アルミの調整リング」(1050円)。それと1/4インチネジとM3×15mmのネジ。
具体的にやったことは、調整リングに3箇所、3.2mmのバカ穴をあけ、メスメスネジ大(この間の抜けた名前どうにかならんのか)には2.5mmの穴を開けてM3のタップを切った。そんだけ。
書くと簡単な作業ですが、構想は1年以上。無駄な部品もいっぱい買ったし、別の設計もいっぱい考えた。さらに、もしメーンの103Sに振動が出ていたら、この企画自体がボツしようと思ってた。完成後、ライブニューの画面が微動だにしなかったときは、本当にうれしかったなぁ。ま、それでも、中望遠での風景を入れ込んだ日食写真を撮るカメラを、赤道儀に載せるのがいいのか、普通の三脚に載せるのがいいのかはまだ思案中なのですが。
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先日、GITZOの5型三脚にGP2赤道儀をマウントして、好結果を得た。ところで、GP系に使える三脚といえば、ケンコーのスカイエクスプローラーII用三脚もある。
これがまたえらいがっちりした三脚だ。1.75インチ(約44mm)のステンレスパイプを使い、重量は5.4kgもある。ビクセンガイドパック用三脚が2.4kg、GITZOの5型三脚が3.2kgなので、重量を考えれば剛性の高さは当たり前という意見もあろうが、何より、アイピースホルダーを兼ねる円形の金属板によって、下から三脚をギリギリと締め上げる構造が強い。ちなみに、三鷹のGN-170純正三脚は、脚を閉じる方向に引っ張ることで固定する逆の設計だが、いずれも「三脚のそれぞれの脚を固定してしまう」という思想は同じである。
話は戻って、このSE II 三脚。重いので日食に投入する気はなかったのだが、せっかくなのでテストしてみた。その結果がこれ。大きくてスイマセン。
いずれも、1DsMarkIII を使用。鏡筒は ED103S で、中央部をピクセル等倍で切り抜いた。撮影に関しては、リモートコントローラーTC-80N3を使い、ライブビューの10倍で振動が収束するのを確認して撮影している。なので、三脚の固有振動数のみが反映しているはず。
結果を見てみると、1/8秒露出のコマで明らかな差が出た。それ以外のコマでは全体的にSE2三脚がよく像を止めているものの、その差は大きくなく、GITZOの方が優秀に見えるコマもある。ただ、やはり1/8のぶれ方の差は大きい。
実際、ライブビューを覗いていると、SE2三脚の振動吸収はかなり早い。ピントノブから手を離すと、1秒後にはほぼ止まる。一方、ジッツォだと2秒くらい細かい振動が続く感じ。そのままカメラを軽く横に押すと、SE2三脚は押した分だけ像が動くが、GITZOは振動を伴って動く。SE2三脚、かなり優秀です。HALとかは実験してないのでなんとも言えんのやけど。
問題は重さでしょう。海外旅行で 3.2kg と 5.4kg の違いは大きい。三脚がもう1本持てます。それでも、日食のようなドタバタする場面での振動吸収の速さや、1/8秒のブレの少なさは魅力的。遊馬さんにせっかくアダプターを削りだしていただいたのに申し訳ないのですが、正直、悩ましい・・・というのが本音です。
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日食に向けて、GP2赤道儀をGITZOの三脚に載せられるようにしました。うっひゃ~、えらいかっこよい。実際にはフォークマウントにしようと思ってますが、イメージはこんな感じです。
具体的には、GP2赤道儀用のピラーと赤道儀をつなぐ部品「ピラー脚架台」を、遊馬製作所さんにGITZOシステマチック三脚の5型に合うようにΦ85mmで削っていただきました。純正品の加工とはいえ、初めからそういう形の純正品と思ってしまいそうなきれいな仕上がりです。サイズもぴったりで非常にがっちり。すばらしい。
ちなみにピラー脚架台は、ビクセンウェブショップで購入。ネット価格6,300円(税込)でした。このウェブショップも単品のパーツを入手するのにとてもありがたい存在です。
ちなみに、GITZOの5型三脚の上側はこんな風になってます。
ここにいろんなパーツを組み込める。これが「システマチック」の意味です。脱線しますが、GITZOの三脚には0、1、2、3、5型があって、数字が大きくなるほど大きく、5型では25kg(!)の搭載が可能です。このうち、3型の一部と5型がシステマチック三脚になっており、センターポール部分をいろいろ交換できるのです。
真横から見るとこんなかんじ。
このぴったり感がたまらない。強度も明らかに向上しています。カメラ部分をゆすってみても、ほぼカンペキに固定されています。これがガイドパック用三脚だと、三脚の脚を伸ばす部分でしなりが出ていました。今回、腰下が強固になったことで、赤経部分の回転方向に微妙なガタがあることも分かりました。調整しなくては。
で、さっそく遠くのビルにある航空障害灯を撮影してみました。これまで使っていたビクセンガイドパック用の三脚ではブレによってとてもピントを追い込めなかったのが、追い込めるようになりました。これは大変ありがたい。本当は1/1000から1/2秒くらいの比較テストをやろうと思ったのですが、ピントを合わせる段階でもう明らかです。1Dsのライブビュー10倍だとピントリングをつかんだだけでブレすぎるんですもん。一応、下の写真はそれぞれ1/15秒で撮影したもの。左のガイドパック用三脚だとピントが追い込めていませんが、GITZOを使った右側は、航空障害灯の内部が分離しています。いやぁ、ホント、遊馬さんありがとうございました。
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うわさどおり、ニコンからD700が発表されました。まずニコンヨーロッパのHPが先行して、日本時間13時に国内HPが更新。D300の時と同じですな。それにしても、ネット時代のリークは怖過ぎる。
スペックもうわさどおりで、価格はヨドバシカメラで実質30万円弱。フジヤカメラなども30万円を切っているそうで、遠からず25万円程度にはなりそうです。やっぱ悩ましいところだね。
で、今朝このブログを見てすぐに電話をかけてきたD200ユーザーのうちのぱぱんのためのシュミレーション。D200を売っぱらって、+いくらでD700が買えるのか?をやってみた。
東京・中野のフジヤカメラの下取り価格やヤフオクの落札価格などを参考にすると、D200 は7万円程度、18-200VRが5万円程度で売れそう。計12万円くらいになる。
ところで、D700のレンズキットはこらまた予想通りの24-120VRだが、これはもう古いレンズなので新品で買うのがバカらしい。中古なら4万円くらい。計29万円。つまるところ、差額は17万円。ちょっと大きいね。これが「ボディが20万円だったら即買い」の理由。差が12万円なら一気に背中を押したところですが、どうでしょうか。レンズをもう2本くらい売って、7万円くらい作ります? 170-500ともう1本。それなら10万円くらいにはなるね。
ホントは14-24と24-70の神レンズをオススメしたいところだけど、この2本で40万円位しちゃう。まぁ、ニコンがついに出してきた渾身のフルサイズ機というのを考えれば、一気にいっときなよ、という気もしないのではないのですが。個人的には、この2本を1Dsにつけてみたいです。えぇ。
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Nikon からフルサイズ中核機 D700 が発表されるという。きょう7月1日に。下の画像は、フライングで掲載されたというドイツの雑誌とされる画像。
それによると、D3と同じ1200万画素CMOSを積んで秒5コマ。D3にはないダストクリーニング機能と内蔵フラッシュがあって、値段は2600ユーロだという。
ニコンが元気なのはすばらしいことで、定評あるD3のCMOSを積みつつ、D3ほど高速連射は必要ないという多くの人が待ち望んでいたカメラといえましょう。
問題は値段ですが・・・関税とかいろいろあるので欧州の2600ユーロをそのまま為替レートで換算するのは正確でない、国内では30万円前後では?という予測がされている。でも30万円は高いと思う。
画質では定評あるキヤノン5Dは現在、21万円ほど(一時期19万円まで下がったが、より戻した)。30万円といえば、5Dと24-105mmF4 IS を買ってお釣りの来る値段である。ライブビューと14bitと、できのいい液晶と内蔵フラッシュとに、それだけの差額を出せるか。天体的に言えば、5DのCMOSの方がたぶん、低ノイズだったりもする。ま、ボディのできは絶対ニコンのほうがいいにきまってるけど。
また、ニコンには現在、24-105に匹敵するレンズがないという点もつらそうだ。24-120VRはあるけど、設計が古すぎて切ない感じ。まぁ、それでもフルサイズの威力でどうにかしてしまうのか?
総合的に考えると、どないやろ? 25万円ならボチボチ、20万円だと行っちゃえって感じですか? でも、そこまで安いと5Dだけでなく、自社のD300も殺してしまいそうなので、やっぱがんばっても25万円くらいなんでしょうかね? ま、あと12時間、寝ながら楽しむことにします。
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