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2008/07/15

65SYSTEM でフォークマウント化

K-astec さんの 65SYSTEM を導入して、GP2赤道儀をフォークマウント化した。

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うむ。狙い通り。かっこよす。重量は750gで、ウエイトもいらないからかなりの軽量化になる。ちなみに鏡筒を外すとこんな感じ。

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ビクセンのクイックシューも取り付け、鏡筒が簡単に取り外しできるようにした。

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この組み合わせは、極軸プレート65GP80Bと65θ120A。これでED103Sでも40度ほどの仰角を確保できる。最大でも22.4度しか必要ない太陽撮影には充分だ。

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65SYSTEMは厚さ12mmのアルミ板を組み合わせて作られていて、強度的にもGP2純正の赤緯体と同等以上であることを1DsMk3のライブビューで確認した。ブレなしです。気になる微動がない点も、ED103Sの焦点距離(770mm)では問題なかった。また、K-astecの川野さんがブログで気にされていた、クランプを締めた際の像のずれも見られなかった。

そして何より、このクランプの構造には目を見張る。これ、押しネジじゃなくて引きネジなんです。昔、衝撃的なデビューを飾った誠報社のNZガイドマウントは、その考えはよかったんだけど、押しネジだったため、使っているとどうしてもガタが出た。これは構造上どうしようもない。65SYSTEMは引きネジが反対側の稼動部を引っ張るため、ガタの出ようがない。ただ、それを可能にするために、12mmのアルミ板に円弧状の穴を半周分開けている。この隙間をネジが通過して回転部が回るわけ。すげぇ設計だ。何より、実際にそれを加工しちゃうのがすごすぎる。

ところで、先日報告したカメラのリアマウント方式。たかだか1kg程度の重しをリアにつけたくらいでどれほどの効果があるんやと。私も試さなければそう思うと思う。ところが、これが意味があるんだな。

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ためしに、カメラを外して赤道儀下のネジを緩めてみる。

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そうすると、全体が北側に傾く。三脚との継ぎ目を拡大すると・・・

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浮いてます。ところが、カメラ(40Dと16-35mm)を雲台に取り付けると、

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へこっと戻る。これ、下のネジを緩めたままです。すばらしい。

これは何がうれしいかというと、日食の場合、前夜に極軸をセッティングできないケースが往々にしてありうる。そもそもそういう日程のツアーだったり、前日の晩が晴れなかったり・・・。そうすると、当日に太陽の動きを見ながら極軸を修正するしかない。ところが、下のネジを緩めるたびに全体がお辞儀してるようじゃ、とてもじゃないが微調整なんてできないのだ。しかし、これでいくらでも微調整できそうです。

ところで今日は、趣味人に行って、SE2三脚のステンレスパイプを切ってもらってきた。ED103Sの保護にするので、それより長く、それでいてスーツケースにギリギリ入るように。結局、メーンパイプは15cmくらいしか切らなかったけど、内側の32mmパイプは伸ばしても5cm程度になるよう、40cmくらい短くしてもらった。水平出しにさえ使えればいいので。

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これで1kg軽くなり、総重量は4.4kgとなった。GITZOとの差は1.2kg。この差は大きいか、小さいか。

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コメント

お宅の場合は、カメラ性能にものを言わせた直焦点撮影が多いようですが、赤道儀に反射望遠鏡を載せて、アイピースで月惑星の強拡大撮影をする気はないですか?ビクセンでも反射望遠鏡を扱っているようですが。

投稿: 植田謙太郎 | 2014/07/05 05:59

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