新RAPにRAWコンポジット実装
RAWダーク減算ソフトRAPの新バージョンが今週末にリリースされるようです。RAPについてはもう説明の必要もないでしょうが、このブログ的に、ものすごい機能が実装されることになりました。
RAWレベルでの「比較(明)」合成です。
jpg からKikuchiMagickなどを使って合成した場合、どんなにインターバルを短くしても、星の軌跡が途切れ途切れになってしまう現象に頭を悩ませてはいませんか。RAWデータからの合成なら、これを回避できるのです。
そもそも、途切れ途切れになる原因は、カメラが jpg データを吐き出す際、被写体のエッジにかなりのシャープ処理をしているからだと考えられています。ですから、例えば露出時間が30秒で、インターバルが1秒だったとしても、間隔は1/30以上開いてしまいます。
こうした現象は20秒~数分程度の露出で顕著に現れ、露出時間が10秒以下になると目立たなくなるものの、ギザギザ感は残ります。しかし、RAWデータからならヘンなシャープ処理がかからないため、スムーズな比較(明)合成が可能になるのです。
KikuchiMagickは、フリーソフト ImageMagick をベースに作られているため、最新のデジタルカメラのRAWデータには対応していません。今後も対応は困難でしょう。RAWデータ対応は、市販ソフトでなければ無理だと思います。PhotoShopCS3ならバッチ処理も可能なようですが、ダーク処理や輝点黒点除去を備え、天体写真に特化したRAPにこの機能が実装されることは、かなり強力なツールになると思われます。
古庄さん、ありがとうございました。RAWで3000枚ですね。画像データがものすごい容量になりそうですが、やってみましょう。近いうちに結果をご報告します。
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コメント
RAWでコンポジットができないかと私も考えておりました。
(最後はCで自分で書くしかないか・・・と考えていました)
このソフトは使ったことがありませんが、このためだけにでも
購入しようと思ってます。
自分も最近はRAW撮りして、DPPとピクチャースタイルで
色と明るさを合わせて、それをjpgにしてから合成するなどをためしたりしていましたので、
このソフトでRAWのまま合成が出来るとなると、かなり助かります!!
貴重な情報をいつもありがとうございます。
投稿: エイイチロウ | 2008/04/16 22:10
エイイチロウさん、こんばんは!
こちらではまだお祝いしていませんでしたね。天文ガイド5月号入選、しかも1ページ掲載おめでとうございました! みなとみらいの観覧車とオリオン、構図もタイミングもカンペキです。次回作にも期待しています。
RAWコンポジットには私も期待しています。ぜひ試してみてください。
投稿: 東山まさのぶ | 2008/04/18 12:45
東山さん
どうもありがとうございます。
東山さんの写真にあこがれて天体を復活させ、夜景と星空を撮り始めましたので
これからもよろしくお願いします。
それにしても天気が・・・
投稿: エイイチロウ | 2008/04/20 21:09
確かに、最近は天気がよくないですね。個人的に、夏までに10作品ほど集中して撮影したいと思っているのですが・・・・
投稿: 東山まさのぶ | 2008/04/22 01:07