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2008/04/22

日食、とりあえずメーン鏡筒決めた

2008年8月1日の皆既日食。先日書いた嘉峪関へのツアーに参加することは決めた。代金も振り込んだ。後方の憂いなし。あとは攻めるのみである。

さて、日食で最も重要なのは、コロナを撮影するデバイスと、メーン鏡筒の選択だ。まぁ、個人的に今回の最重要テーマは大量コンポジット日食写真なので、コロナは次点の目標ではあるのだが、コロナを制さずして皆既日食は語れぬ。八方美人の全方位外交で幼いころから損ばかりしている。が、とりうる最高のコンディションを考えておかねば、月と太陽の奇跡に申し訳が立たないのだ。

さて、まずデバイスの選択である。これはデジタル一眼レフを使う。ブローニー版以上のフィルムで撮影して業務用スキャナーでデジタルに取り込むアテもつけたのだが、いかんせん画像処理に至るまでのプロセスが面倒くさすぎる。

デジタル一眼レフは、35mmフルサイズにすることまでは決めた。どんなにAPS-Cが進化しても、3年も前の機種である5Dの足元にすら及ばない、というのが今の実感だからだ。ただ、機種を手持ちの5Dにするのか、それ以外の機種にするのかはまだ未決定。ここは悩んでいる。5Dの後継機が発売されそうだけど、8月には間に合わなさそう。だとしたら・・・?

でも、画像素子サイズが決まれば、必要な望遠鏡の焦点距離も見えてくる。前回のリビア日食は5DとED81S。正直、600mmは短いと思った。800mmなら、太陽の視直径が画面の1/3になる。やはり、これくらいは欲しい。そしてEDかフローライトで、1Dシリーズになっても接眼部が耐えうる鏡筒というと、現実的には高橋かビクセンの60mm接眼部の機種くらいしか思いつかない。76EDLも持ってたけど、ヘリコイドMでは厳しいと判断して手放した。同様に、最近流行のクレイフォードも信頼性に疑問が残る。高級なものもあるようだが、実績の分からないパーツに5万円は出せないと思った(ハッセルのヘリコイドが6万円くらいで買えるし)。

で、悩んだ末、出した答えは・・・

Ed103s

ビクセンED103Sでした~。えらい講釈たれた割にツマンナイ答えでスイマセン。いやだって、60mmサイズの接眼部になって以降のビクセンって、やっぱすごいよ。コストパフォーマンスは極めて高いと思う。高橋のFSQ85EDも出るけど、こと日食に関しては2群2枚くらいまでの光学系がいいでしょ。そして、なにより軽く、光軸もがっちりしてる。実は手元にED80S(720mmF9)もあるので、そっちとほんの少し迷ってたりするんだけど。それにしても、いつの間にこんなにビクセン好きになってしまったのか。Vixenラブ。

赤道儀はGP2ガイドパック。搭載重量的には問題ないけど、マウントだけはさらに考えねば。写真はジッツォの雲台を取り付けてみたもの。これもかなり強力でステキなんだけど、重心がかなり北側に寄ってしまうのが問題。最終的にはK-astecさんから5月ごろ出る新型マウントあたりになるのではないかと思われる。一歩一歩進んできたぞ。

そういえば、ツアーを決めてない人ってまだまだ多いようで、先日書いたツアーも募集が延長になりました。まだ参加可能みたいです。5月号の星ナビで紹介されることが決まったようなので、もう黙っておく必要もないかな。このツアーの企画・取りまとめ人は沼澤茂美さんです。私は、こと日食に関してはこの方が第一人者だと考えているので、その人についていくのが最も近道だと思う。なんの近道かって? そりゃ、超えるためですよ。

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2008/04/16

新RAPにRAWコンポジット実装

RAWダーク減算ソフトRAPの新バージョンが今週末にリリースされるようです。RAPについてはもう説明の必要もないでしょうが、このブログ的に、ものすごい機能が実装されることになりました。

RAWレベルでの「比較(明)」合成です。

jpg からKikuchiMagickなどを使って合成した場合、どんなにインターバルを短くしても、星の軌跡が途切れ途切れになってしまう現象に頭を悩ませてはいませんか。RAWデータからの合成なら、これを回避できるのです。

そもそも、途切れ途切れになる原因は、カメラが jpg データを吐き出す際、被写体のエッジにかなりのシャープ処理をしているからだと考えられています。ですから、例えば露出時間が30秒で、インターバルが1秒だったとしても、間隔は1/30以上開いてしまいます。

こうした現象は20秒~数分程度の露出で顕著に現れ、露出時間が10秒以下になると目立たなくなるものの、ギザギザ感は残ります。しかし、RAWデータからならヘンなシャープ処理がかからないため、スムーズな比較(明)合成が可能になるのです。

KikuchiMagickは、フリーソフト ImageMagick をベースに作られているため、最新のデジタルカメラのRAWデータには対応していません。今後も対応は困難でしょう。RAWデータ対応は、市販ソフトでなければ無理だと思います。PhotoShopCS3ならバッチ処理も可能なようですが、ダーク処理や輝点黒点除去を備え、天体写真に特化したRAPにこの機能が実装されることは、かなり強力なツールになると思われます。

古庄さん、ありがとうございました。RAWで3000枚ですね。画像データがものすごい容量になりそうですが、やってみましょう。近いうちに結果をご報告します。

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2008/04/03

カレー作った

「実家に帰らせていただきます」と嫁にゆわれて早や2週間。2年ぶりの「独身生活」もだんだん板についてまいりましたそんな春、みなさんいかがお過ごしですか?

きょうは久しぶりに平日休み。お出かけする予定もないので、部屋の片付けと・・・カレー作っとった。2鍋分・・・むひひ。これで3日は持つぞ。

Curry

私はたまねぎを大量に入れて、ふにゃふにゃになるまでいためてしまうのが好き。にんじんは大きめが好き。肉は少なくてもいい。ジャガイモの芽が派手に出ててちょっとヒいたけど、煮込んでしまえば問題なかった。こくまろもうまいね。

 

ところで、鍋二つのうち一つはルクルーゼ(手前)。料理の好きな人には絶大な信頼を得ている食器のブランドだ。ノーブランドの鍋(奥)と並べて同時に火を止めると、ルクルーゼはいつまでたっても気泡が出て、くたくた煮込まれ続けている。具体的には、普通の鍋が30秒程度で出なくなるのに対して、2分くらい出続ける。

鍋自体の比熱がベラボウに大きいからだと思われるが、この比熱と、子どもにはとても持ち上げられないような重さのフタによって、まるで圧力釜でも使ったかのような調理が可能になっているらしい。野菜を煮込む際に、水を足さなくても、野菜自体から出てくる水分で煮込めてしまうという。

確かに、両者を比べるとその性能差は歴然だ。ただし、その値段差も歴然である。このサイズの鍋だと2万円くらいする。もちろん、この比熱はまんま金属の重量に比例しているわけだから、重さが3倍なら値段も3倍でおかしくはない。

それでも、普通の鍋でも調理はできるわけだし、その値段を支払わせるためには、ブランドの信用を長年かけて周知させる必要があったろうと想像する。だって、いくら性能がいいといわれても、普通、「鍋」に2万円は出さないでしょ。そこいらのメーカーが、同じ性能の鍋を1万円で売ったとしても、なかなか売れないと思う。

こういう名前の力に、世界の企業はそれこそ心血注いでいるんだろう。その背景にはなみなみならぬ努力があるわけで、特に原料の埋蔵が少ない日本のような国は、そんな努力を尊重していかなければならないと思う。それでも、どう見てもビートルにしか見えない日産の車がバカ売れしちゃったりするわけですが。まぁ、それもまたよし。

ルーのかなり多めなカレーを食べながら、そんなことを考えた。

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2008/04/02

KikuchiMagick修正

ソフトを立ち上げた際にエラーが出てしまう不具合(何度かやり直すと動く)を修正しました。まだ原因が確定していませんが、私の環境ではエラーが出なくなっています。新バージョンは0.1.3です。

これまでのバージョン(0.1.2)でもコンポジット自体に問題はございませんが、エラーが気になる方は再インストールしていただけると幸いです。

■まず 0.1.2 を「プログラムの追加と削除」からアンインストールする(新バージョンをインストールしても、旧バージョンは勝手にアンインストールされませんので、あらかじめ削除しておいてください)

(2010/8/18更新)すでに新しいバージョンが公開されています。最新情報はこちらから入手してください

■使い方などは変わってませんから、こちらのページか、ReadMe.txt を参考にしてください

例によって、結果報告お待ちしていま~す (^o^)/

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2008/04/01

ソメイヨシノに春の三角

ようやく晴れました。雨が2日続いて桜が散っちゃうかと思ったけど、東京も今週いっぱいくらいは持ちそう。いつの間にやら夜空も春で満開です。

Sakura

2008/3/31 22:39 - 24:03, 東京都港区芝公園

CanonEOS5D, SIGMA 8mmF3.5DG, GITZO1329Mk2, JTT MyBatteryExp

ISO250, F5.6, 6sec, 802frames, total 1h24min, Using KikuchiMagick, PhotoShopCS3

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