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2007/10/05

ドブソニアン自作してみた

秋の夜長なのに、月は大きいわ、スカッと晴れないわ。こんなときは機材いじりに限る。で、こんなんつくってみた。

Dob03

日高光学20cmF4マクストフニュートンのドブソニアン。構想1年、製作日数のべ3日の大作である。分厚いメニスカスレンズが先っぽに入っているだけあって、鏡筒の重心はほぼ真ん中辺り。なので、通常のニュートンによるドブソニアンよりも、はるかに腰高になっています。

 

【製作動機】 この鏡筒は初めGN-170に載せてみたたものの、計10kgのウエイトが必要だし、風が吹いたらふらふらするしで、どう見ても重量オーバー。それに、考えてみたら星見に行くときにはGNは撮影用に使ってるわけで、もう一つ架台がいる。でも、NJPクラスを買い増すお金も体力もない。なら、ドブソニアンにしちゃえ、という計画です。

 

回転台はテレビ用を流用、骨組みもホームセンターでよく見るロッカーとかを作るヤツ。制作費約5000円の安さと、見かけよりもはるかに頑丈なのが自慢。数十倍の倍率で見るには十分な強度で、ガタガタ揺らすと下の台の回転部分が振れるので、骨組みをこれ以上頑丈に作っても意味なさそう。

骨組みだけだとこんなかんじ。

Dob04

補強材の入れ方もいろいろ試したけど、これくらいで十分みたい。

土台は合板なので、木ネジをこれでもかとねじ込んである。電動ドリル大活躍。手で締めたら豆が三つくらいつぶれるこのは間違いない。

Dob09

これがすごぶる強力に固定されて笑っちゃう。

一番重要な鏡筒との軸受けには、エンビパイプのフタ(100φ)を使った。

Dob15

どちらの素材もツルツルしているだけあって、2点接触でもなんとかなる。それでも、回転方向が100倍くらいに耐えられそうなくらいスムーズなのと比べると物足りないのも事実で、改良の余地が残る部分だろう。

Dob11

とにかく、入手しやすい材料と難しくない加工を目指したのだが、鉄製の鏡筒バンドにM8のバカ穴(8.5mm)を三つ開ける作業だけは趣味人さんにお願いした。6mmくらいまでなら手持ちの電動ドリルで何とかなるけど、それ以上はやっぱりボール盤が必要みたい(鏡筒バンドの反対側はNJP規格の穴が開いているので、穴あけはエンビだけ)。

斜め上からは、こんなかんじ。

Dob13

そうそう。軸受けの部分だはL字アングルを二重にするのがキモ。

Dob06

このL字アングルが単に交差してるだけだと、斜めに力が加わったときに軸が外れて鏡筒が脱輪します。落ちて来た17kgの鉄の塊で、右足の甲に手ひどい内出血を負ったりするのでご注意を。いやほんと。

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コメント

ドブソニアンでは、雑誌「天文ガイド」で電子ガイドの市販品をよく目にしますが、このように何も新しいものを買わなくても、中古で簡単にドブソニアンを実現できる一例ですね。

投稿: 植田謙太郎 | 2014/06/20 22:20

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