40D天体用改造
冷却40Dも興味深いが、冷やされてなくても14bitとライブビューは魅力的なのである。20Daと比べて200万画素アップで、ノイズの少なさも優秀だという。20Daにはキヤノン純正という強みもあるが、天体専用のHα感度は背に腹代えられん。
友人のまつきちも天体用kissDXをイッたというし、ここは非冷却40Dを攻めてみるべきではないか。
で、いろいろ調べた結果、国内の天体用フィルター換装40Dには2系統あることがわかった。
瀬尾さんのとこと、IDAS系だ。両者は一緒にお仕事をしていることも多いが、こと40Dに関してはスタンスが異なる。それは、40Dが、CMOSの前に、「ノイズリダクション用に超音波振動する干渉フィルター」と「振動しない色素フィルター」の2枚を置いていることに由来している。
具体的には、瀬尾さんは2枚をセルフクリーニングユニットごと取り払って、天体用フィルター1枚にする。ノイズリダクションは効かなくなるが、静電気防止コートを施すことでゴミがつきにくくしようという計画だ。IDASは、2枚目の色素フィルターを天体用干渉フィルターに換装し、ノイズリダクションを生かすという。両者とも、ピントの移動はないようだ。
瀬尾さんは、干渉フィルターが重なる「気持ち悪さ」を嫌った、のだという。実際問題として何かの弊害が現れたわけではないが、としながらも、シンプルな構成にしてある。一方、ノイズリダクションが使えるIDASのメリットは、これはこれで明らかであろう。
IDASは10日から受付を始めた。一方、瀬尾さんは、専用枠を作るために今月後半になるらしい。ま、それほど急ぐ必要もないし、じっくり考えてみようと思う。その結果、40D自体を見送るって結論になるかもしれないし、
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