なぜGN-170か
出品されていた三鷹光器のGN-170の落札額は結局、83万円だった。終了予定時刻から1時間以上ももつれ込むなんて初めて見たよ。
ところで、私がGN-170を強烈に意識するようになったのは、沼澤茂美氏が愛用していたからというのが大きい。氏はセレストロンの20cmF1.5シュミットカメラをGN-170でドライブして、針で突いたような星の写真を次々発表していた。
著書「THE DEEP SKY」によると、氏はタカハシNJPから五藤光学MARK-Xを経てGN-170に落ち着いたという。掟破りの黒に塗られたGN-170の存在感に、まさのぶは衝撃的を受けた。
その後、私は幸いにして氏と知り合いになることができ(そのとき私はすでにGNを入手していた)、一緒に新潟の山奥で撮影したり、リビア日食に行ったりすることになる。そうした中でつくづく感じたのは、氏の撮影スタイルは極めて合理的で、考え抜かれた結果だということだ。
例えば日食。焦点距離300~500mm程度の望遠鏡にAPS-Cの一眼デジカメを使う人が多いなか、焦点距離が810mmと長いFL90に、フルサイズの1DsMarkIIを使っていた。これは、「結局、焦点距離が長い方が解像度が高い」というごく当たり前の結論に加え、ダイヤモンドリングを強トリミングしても1600万画素なら十分な画素数が得られるからだ、と私は後になって気づいた。
一方で、頼りないFL90の接眼部分はハッセルの接写用ヘリコイドに変更するなど、重要な部分は押さえられている。赤道儀は軽さを優先してビクセンSP(SP-DXではない)でも、三脚はGITZOの3型カーボン三脚に換装されている。軽量化のために極軸望遠鏡は外され、赤緯微動も±25度程度しか動かない簡単なものだ。しかしこれも、日食のような短時間露出ではコンパスで北をあわせた後に太陽を見ながら微調整すれば十分で、太陽の高度も黄道±23.4度にしかならないからだった。
ところで、氏が最近よく使っているシステムはR200SSとEM-400。ポータブルだとカーボン三脚にケンコースカイメモでした。ま、そういうことですな。
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コメント
わかりやすい分析ですね。
新型フルサイズは来年以降ですか。
リソでAPS-Hサイズが打てれば、フォーサーズを
1Shotで二つ作れそうですね。
もしソニーがフォーサーズを大量に供給するんなら、投資も
回収しやすそうです。(収量だけは単純計算でも倍以上になる)
また、どうしてもなら3Shotでフルサイズって手もあります
やっぱりキヤノンのAPS-Hは上手な戦略だと思います。
(報道用で大量に売れば投資の元が取れるんでしょう)
ソニー自体もCMOS VS CCDなので、いずれのフルサイズはCMOSに
なるかと私は思ってます。(読み出し速度や製造上からも)
それはそうと、5Dです。来年末か、それとも今か。
ヤフオクやら価格comを見る毎日デス・・・
投稿: エイイチロウ | 2007/07/31 21:47
エイイチロウさんこんにちは
5Dはいいですよ~
どうせ5D後継機は1Ds後継機のあとですし、無理すれば買えるのであれば、無理する価値はあります。
ま、もし仮に後継機の発売が早まったとしても、ヤフオクで売って乗り換えればいいんですよ。
投稿: 管理人 | 2007/08/01 01:53