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2007/06/27

ステライメージの「現像」

久しぶりにステライメージをいじくりまわしている。いまさらながら、「『ベイヤー配列』は恒星の処理のためにある」ということを知った。

このソフトは、生データたるRAWファイルを読み込む際、自動的にカラー&階調処理してくれる「現像あり」か、素のデータそのものの「ベイヤー配列」かを選べる。「現像あり」はほとんど機械がやってくれてカンタン。一方、「ベイヤー配列」は自由度が高く、極めれば自在な画像処理ができる、という。

実はこれまで、この「ベイヤー配列」を使ったことがなかった。どうにもこうにも、自由度が高すぎて色合いがうまく出ないのである。実際使ってみても「現像あり」で十分キレイ、と思っていた。

ところが、前回EF300mmF2.8Lで撮影したNGC7000を「現像あり」で処理するに及んで、恒星が極端な強調をされていることに気づいた。

恒星の中心は白飛びして、星のエッジは逆に落ち込みすぎて星雲より暗くなっている始末。どうやら、シャープをかけすぎる処理になっているようだ。ここ1年の星ナビを引っ張り出して古庄さんの連載を読み返してみると、「星雲だけでなく、恒星の描写にも気を使うべし」という趣旨が。そういうことだったのか。

で、「ベイヤー配列」で一晩悪戦苦闘した結果、恒星の描写は狙い通り。左が「現像あり」のギラギラ星。右が「ベイヤー配列」→「デジタル現像」です。星雲もだんだん「現像あり」に近い描写ができるようになってきた。あとちょっとだな。

Beyer

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2007/06/25

NikonED10cmF12は51万9000円

いやぁ、騰がりましたね~。すごかった。送料入れたら52万円かぁ。ちなみに、この価格帯で買える他社の現行型望遠鏡はというと、

  • タカハシTSA-102N+EM200 Temma2Jr が約59万円
  • ペンタックス105SDP + EM200 Temma2Jrで約70万円
  • ビクセンED115S + SX-Dが約54万円・・・

こう考えると結構安いな>ニコン。

ただ、今回の場合、落札額のほとんどが鏡筒部分の価値だとすると、

  • ペンタックス105SDPより10万円高く、
  • タカハシFSQ-106EDよりも5万円高く、
  • タカハシTOA-130Sと同等
  • タカハシTOA-130Nと比べると7万円安く
  • ペンタックス125SDPより20万円安い

となって・・・TOA-130Sと同じくらいか。これで状態のいい赤道儀やレアなモータードライブがついているとなれば、確かにこの辺が相場かもしれない。いやむしろ安いかも。

ところで、以前のブログをアップした後、知人のRさんから連絡があった。氏によると、私が大学時代に見たタカハシTS-160は、再研磨+再コーティングのスペシャルチューンだったらしい。どうりでよく見えたはずだ。

そして、氏は10cmEDも覗いたことがあるといい、その場にあったタカハシFC-100や五藤の8cmF8EDをはるかに上回り、タカハシMT-160を超える見え味だったという。なんと。それほどとは。であるならば、なおさら52万円は安いかもしれない。

いやでもね、かっちり作られたF値の暗い純ニュートンって、めちゃめちゃ見えますよ。

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2007/06/21

富士山遠征

久々の天文ネタ。富士山新五合目に行ってきました。

東京は快晴、御殿場で小雨。案の定、標高2500mの新五合目は雲海状態になってました。平日の夜だというのに、天文関係と思しき車が5台。みんな撮ってるなぁ。

Ant02

定番アンタレス付近です。カラフルにするのってどうやればいいんですか?

CanonEF300mmF2.8LIS, Canon20Da, ISO100, RAW, 20min×2, MitakaGN-170ノータッガイド, StelaImage5にて加算コンポジット+レベル調整

あと、こちらは私の定番、コンポジット星景写真。

Fuji_1

富士北天です。かさ雲が富士山頂とその右にかかってますね。気流の関係でしょう。

CanonEF16-35mmF2.8L(16mmF4), Canon5D, ISO100, jpg-fine, 4min×27frames, total 108min, interval 1sec, GITZO G1325MkII

あと、今回から投入した新兵器のファーストライトFujienkei

火球(巨大な流星)がお祝いに来てくれました。肉眼で見たときには静止流星に見えたけど、拡大してみると結構流れてる。

2006/06/17, 2:05:17, SIGMA FishEye 8mmF3.5, Canon5D, ISO3200, 30sec, GITZO G1325MkII

Kakyuu

あともう1カット。これも定番です。

7000

NGC7000

CanonEF300mmF2.8LIS, Canon20Da, ISO100, RAW, 8min×3, MitakaGN-170ノータッガイド, StelaImage5にて加算コンポジット+レベル調整

私はめんどくさがり屋で、ここ10年以上ノータッチガイドしかしてないんですが、GN-170とはいえ300mmを30分とか露出するとやっぱり流れちゃう。「アンタレス付近」も結構流れてて、ブログサイズだと気づかないんですが、ピクセル等倍だとけっこうなえるもんです。で、8分で細かく切って加算してみた。やっぱり、こっちのほうがデジタル時代には向いてるみたい。

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2007/06/20

Nikon10cmED屈折望遠鏡

いやぁ、久しぶりの出物です。1980年発売とはいえ、EDレンズを使った10cmF12という無理のない設計は魅力的。今回はいったいいくらくらいまであがるのかな?

ニコンはかつて、木曽にある東京大学の105cmシュミットをつくったり、今回のED10cmF12のような一般向けの望遠鏡を作ったりしていましたが、どうにもこうにも赤字だったようで、近年は双眼鏡やフィールドスコープだけにまで撤退しています。木曽には一般公開で何度か行きましたが、シュミットの写真乾板がとにかくでかかった。

それはさておき10cmED。覗いたことはないんだけど、実際の見え味ってどうなんだろう。ただ、どれだけべらぼうに見えても、今のご時世、口径10cmでは厳しいような気もします。希少価値からすでにかなり高くなってるし、これだったら最強の10cmたるタカハシのTSA-102(25万円)にしておいた方が幸せになれるような・・・?

もっと言うと、屈折ってどんなにすごくても、目で見るにはキツイ存在だとも思います。アストロフィジクスの155EDで木星をしげしげと眺めたことがありますが、確かにシャープ。べらぼうな切れ味。ぎらぎらきてる。

でも、倍率を上げていくと、結局、あぁ15cmしか口径がないんだ、ということに気づいて愕然とする。屈折って確かに筒内気流がほとんどない安定性や使いやすさはすばらしいけど、15cmっつったら結構な重さだし、結構なお値段。それでいて所詮15cm。これは悲しい。かと言って、公共の天文台にある60cm級がよく見えるかといわれると、これがそうでもないんだな。

で、ここまで書いて、大学時代にタカハシの16cm反射望遠鏡TS-160(焦点距離1000mm1280mmのロングバージョン)で見た木星を思い出した。あれはよく見えたなぁ。望遠鏡って、難しい。

もしかして、必要最低限のレベルをクリアしていれば、結局焦点距離の長さなのかな? だから実家にあるGOTOの6.5cmF15もよく見えるの? だとしたら焦点距離1200mmのED屈折。覗いてみてぇなぁ・・・

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2007/06/14

筑波サーキット

昨日、筑波サーキット2000(TC2000)に行ってきました。梅雨直前の最後の晴れ間でとにかく暑かった! 月1回通うという宣言に、早くも暗雲が・・・

今回初めて動画デジカメを導入したので、実験的にアップしてみます。音が出ますのでご注意を。また、1周分をカットして圧縮してありますが、それでも8M近くあります。さらに、風切り音で聞き苦しい部分が多くあります。次回までには改善します。

「plpl.avi」をダウンロード ( realplayer で見るのがよいかと)

見られない方のために、youtube にもアップしました。

ちなみに、今回の最速タイムは 1'06"000。最速ラインはトレースできるようになりましたが、ヘアピンの処理が下手くそ。それでも、冬に5秒台後半だったことを考えると、この暑さでは健闘したかと。

あと、2本目の後半にクラッチが崩壊。たぶん粉々。センターフォースが砕け散ったのはこれで2回目で、また10万円コース。クラッチワークも下手ですいません。

覚え書き。F245-40-17, R255-40-17 (A048 GS/左前のみM),

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2007/06/07

車載カメラで動画を撮る

最近はサーキットで走る車の車内にビデオカメラを設置して、車載映像を撮る人が増えている。それらをブログやyoutubeにアップしている人も多い。私も05/25に車載画像をアップしたけど、これを動画にしたい。

毎年、筑波サーキット2000(TC2000)で行われているショップの天下一武道会ともいうべき「筑波スーパーバトル」は、車載画像が後にDVDになったり、ネットで配信されていたりして、これらを見ていると、1分を切るような車のライン取りなどが非常に参考になる。

(30分くらい見ていると目も慣れてくるもので、とにかくポルシェとHKSランサーエボの足回りがすばらしい。92年F1で、唯一アクティブサスペンションを使っていたウィリアムズFW14Bとそれ以外を見ているくらい安定性が違う。あと、GT-R勢がいかにコーナーを無視していて、立ち上がりだけでタイムを稼いでいるかも分かってオモシロイ)

で、私も動画を撮って参考にしたい。ならば動画が撮れる機材が必要だ。どんな性能が必要か。

  • 最終的にはネットにアップしたいので、最低でもデジタルビデオカメラ(Hi8とかは不可)かHDDやSDムービー、もしくは動画撮影のできるデジカメであること。
  • 広角レンズは絶対必要。前回の写真は35mmフィルム換算で16mmで撮った。最低でも28mmくらいは欲しい。もしくは、ワイドコンバーターが取り付けられること。
  • 三脚に取り付けられる1/4インチのネジ穴があること。

調べてみると、デジタルビデオカメラ(DVカム)もデジカメも一長一短あるようだ。

DVカムはさすがに動画性能は申し分ないが、決定的に広角側が足りない。子供の運動会仕様でないと売れないのだろうが、ほとんどの機種が45~50mmからの10倍ズームとかで、最低でも0.5倍程度のワイドコンバーターが必須になる。それでも24mmとかで結構悲しい。

一方、デジカメはさすがに広角側を意識している。最低でも35mm前後からだし、ニコンのcoolpixE8400のように24mm~という機種もあった。最近の機種なら長時間の動画撮影もこなす。しかし、以前リコーのGXで試した際は、音質が極めて悪く、音は録れないに等しかった。ギアチェンジのタイミングは音からが判断しやすいので、やはり最低限は欲しい。

HDDやSDムービーは、DVカムの長短所と同時にまだまだ高い。一部、韓国や台湾製のMPEGムービーが1万円前後からあり、車載に使っている人もいるようだが、コスト削減のためにレンズにフィルター用のネジがなく、ワイコンが付けられなかったり、三脚穴がなかったりするようなので注意が必要だ。

悩ましいところだが、こういう時は、考えうる最高の選択肢をたたき台にすると方向性がつかみやすい。現状の民生機で、動画を撮影するのに最も優れたカメラは・・・これだろう。

Ivishv20

キヤノンのハイビジョンDVカム iVIS HV20 である。数あるハイビジョンDVカムの中でも群を抜く描写性能。こんな神の領域のマシンがたった8万円とは、「もう、買ってしまえ」と頭の中で誰かがつぶやくのも不思議ではあるまい。ただ、広角側は純正ワイコンだとやはり足りないので、ここは定評あるレイノックスの0.5倍ワイコンがよいだろう。この組み合わせで計約9万円である。

と、すると、それ以外の選択肢があったとしても、4万円も5万円もかかっているようでは話にならんということだ。それくらいなら、がんばってもう5万円貯めるべき。もっというと、3万円でもうまみがない。せいぜい2万円が限度。そして私は今回、自らに「1万5千円」という上限を課した。

ま、本来の目的はタイム向上なので、タイヤが何本も買えるような金額だと本末転倒である。しかし、そんなウマい選択肢は、本当にあるのだろうか・・・

つづく

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2007/06/04

筑波ライセンス

茨城県下妻市にある筑波サーキットのライセンスを取った。

取得に36000円かかるものの、これがあれば30分3500円で走れる(土日祝は4000円)。一般的な走行会は20分×3本で20000円とかなので、時間だけを換算すると1回につき13000円安くなる計算。年3回以上行けば元が取れる。

それよりも、走れる日の選択肢が増えることがありがたい。私の場合、3日働いて1日休む・・・といった変則勤務。「サーキットに走りに行くから」なんていう休み希望はあまり使えないし、1ヶ月以上前にほとんど埋まってしまう走行会だとなかなか参加しずらかったのだ。

これが、筑波ライセンスをもっていると、2日前の時点で空きがある枠にエントリーできる。これが強い。せっかくの走行会なのに雨が降ったなんてことはままあるし、2日前なら天気予報を見て決めればいい。土日のキャンセル待ちは難しいが、平日なら余裕のようだ。

肝心の走行日だが、毎月7~10日程度は確保されているようだ。この中で休みと重なる日にエントリーすればいい。私の場合も月3日程度は重なりそうで、天候を考えても、今年度の目標である「月1回」は走りにいけそうである。

なんだかんだで、半年に1回くらいしか走りにいけないようでは話にならん。タイヤ・ガソリン・オイル代もかかるだろうけど、今年を強化年間としてタイム詰めます。TC2000でこの冬までに3秒台いったる~!!

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