自動車の国内Aライセンスを取った。これがあれば、国内戦のモータースポーツにとりあえず参加できるという、通行証のようなもの。
別にジムカーナや耐久レースに出ようというのではない。転勤の多い商売柄、これを持っていれば今後、どこのサーキットライセンスも講習免除で取得できるのではないか、と考えたからだ。以前はツインリンクもてぎや日本海間瀬サーキットが足場で、ライセンス取得にはその都度、数時間の講習を受けた。黄旗や黒旗の説明をまた受けるのは、ちょっともう勘弁なのです。
ところで、A級ライセンスは、取るだけなら自動車免許を取れた運転技術と記憶能力のある人なら誰でも取れる。問題は6万円くらいかかるのと、延べ2日つぶさねばならないことくらい。よって、A級ライセンスは「取得」ではなく、「購入」するイメージのほうがしっくりくる。
取得までの一般的な流れはこうだ。まず、B級ライセンスを取得する。JAFの一般会員である必要があるが(家族会員は×)、講習会場でも入会できる。そして、A級ライセンスの講習会を受ける。以上だ。
費用はJAF6000円(入会金2000+初年度4000円)、Bライ講習と教材費に15000円前後、JAFへの申請費用3000円、Aライ講習会+実技で3万円前後、JAFへの申請費用3000円だ。
Bライは座学だけで取れる。各地でほぼ毎週開催されていて、その案内はJAFのHPに書かれている。自分のエリアを選んで、都合のいい日程・場所の講習会を主催するクラブに申し込めばよい。
(かなりつまらない)講義を2時間我慢すれば証明書を発行してくれるので、それを持ってJAFの各支部に行けばライセンスが発行される。発行申請はクラブに頼むこともできて、この場合、1000円くらい追加でかかったり、届くまでに1週間くらいかかったりする。JAFに直接出向けば15分だ。
次のAライにはサーキットでの実技が必要だ。正式には、Bライが必要な国内戦に出た実績がいるのだが、基本的にAライの講習会はこれに相当するレースをいっしょに開催している。開催日程はサーキットのHPで調べるとよい。例えば筑波サーキットならここに書かれてあるし、1泊2日でBからAまで取っちまおうというツインリンクもてぎのこんなのもある。費用は講習会が2万円くらい、レースが1万~1万5千円くらい。
私が参加したのは、ALCが主催している朝6時半集合、午後6時解散というものだった。参加者は30人弱。車はS15やインプレッサ、レガシィ、アルト、アウディ、ベンツ、パジェロなど様々だ。ちゅうか、みんな普段乗りの車で来ていて走りそうな車は5台くらいしかない。かく言う私もスタッドレスタイヤで参加した。
まず通常の走行会のようにライトをテーピングしたりマットをはずしたりした後、それらがきちんと出来ているかの車検を受ける。そしてジムカーナ。タイムは関係なく、ミスコースせずに「完走」することが重要となる。「完走証明」がAライの条件だからだ。
そして、11時から座学。30分×4コマの計2時間で、試験に出そうなあたりを集中して教えてくれる。この講習自体も結構面白くて、別のクラブの主催だったBライ講習会よりはるかに有意義だった。誰が講師かにもよるんだろうけど・・・
さて、午後からは実技だ。筑波2000を自分のマシンで走る。っつっても、セフティーカー(SC)の後ろについて1周してピットイン。ピットアウトしてスターティンググリッドにつく。F1みたいにランプが点滅するのでスタートを「やってみる」。またSCが入り、半周してSCが消えると、そこからローリングスタートの練習、とか。いや、これは実際にやってみるとなかなかおもしろいです。本気マシンで来なかったことをちょっと後悔した。
で、最後に筆記試験だ。資料を見ていい試験なので、昼の講習時にチェックを入れてさえおけば、つまり、どこに書いてあるのかちゃんと見つけれさえすれば、試験には落ちようがない。実際、私の受けた講習でも、全員が通った。
あとは、再び証明書をもらい、JAFに申請するだけ。6万円+2日。もてぎのプランならホテルと料理がついて10万円。それで「A級ライセンス持ってるよ」と言える。キャバクラあたりで、使えるかもしれない。
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