続・日食の機材
あまりにマニアックなので、みなさん無視してください。2009年の中国日食のための覚書です。
この1カ月、機材をうんうん考えて、ようやく出た結論の一つ。今後また変わるかもしれん。
結論は、狙う対象によって使うべき機材も変わるという、至極当然のものだった。
【ダイヤモンドリング】
光度差が非常に大きく、フレアが発生しやすい。光学機材には何より、内部反射のなさやレンズ構成のシンプルさが求められる。ペンタックスの望遠鏡にあるフラットナーでさえ「反射枚数が増えると避ける人もいる」という(天文機材販売店E氏)。
一方、「フレアは露出オーバーだから出るのであって、気にする必要はない」(天体写真家N氏)とする意見もある。
ちなみに、テレコンバーターの評判はほんとによくない。自分もタイで使って失敗した。「テレコン使うくらいなら、トリミングしても解像力は一緒」(N氏)。好意的な意見は聞いたことがない。
【コロナ】
これも光度差が大きいが、ダイヤモンドリングほどではない。ISO50のF11で1/125~8秒あたり。対象が画面全体に広がるので、全域の解像度や平面性が求められるようになる。カメラレンズが有利な分野とも言える。F8なら1/250~4"、F5.6で1/500~2"、F4なら1/1000~1"といったところか。
焦点距離は、35mmフルサイズで500mm~600mmあたり。「600mmだと外部コロナがちょっとはみ出る」(E氏)という意見あり。ただ、N氏は中版の6X6に1400mmだった(35mm版で700mm程度)。
問題はブレ。キャノンのISやニコンのVRといった、防振レンズが非常に有効になる気がする。下手に望遠鏡で入れ込むより、Canon70-300 DO ISに20Da(1.6倍で480mm)のお気楽撮影の方が好結果という恐ろしい想定も十分あり得る。
最終的に両対象をきれいに切り取る機材を考えると、100mmF8クラス(800mm)の望遠鏡でダイヤモンドリングを撮影し、レデューサーで600mm程度にしてコロナを撮るっていうのがいいかな。付け替える余裕があれば、ですけど。
ちょうど今回発表されたタカハシのTSA-102がまさに、102mmF8.0焦点距離816mm、レデューサーでF6.0(610mm)らしい。重すぎですが>5.0kg
もしくは、キャノンやニコンの手ぶれ補正500mmF4をぶちこむ(3.5kgほど)。最新のデジタル対応コーティングのヤツ。こっちはえーっと、60万円コースですね。ぱふ。
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