タービンブロー

正月早々タービンがブローしたFC君。原因は燃料調整だった。FCの8ビットCPUでは処理速度が追いつかず、アクセルをちょっと戻して踏んだときなどに燃料の増量が間に合わないケースがあったらしい。
町乗りやサーキットみたいに踏んだり戻したりを繰り返すのであれば、最大ブーストが 0.9kg/mm と高くてもどうせ一瞬なので問題ない、とされる。ところが、今回は最高速トライアルだったので、0.9kg/mm がひたすらかかり続けた。そこへ燃料が薄くなる瞬間がきた。空燃費(空気と燃料の比)を計ったところ、通常11~12:1のところ、13台になることもあったという。
通常空燃費が高くなれば、酸素量が多くなるので出力が上がってうれしい。ところが、よく燃えているので発熱量も増える。今回は、エンジンの排気が直接あたるタービンが逝った。シャフトの耐熱温度は約1200度。それを上回ってしまったために、シャフトが焼き付いて羽根がねじ切れたと見られるという=写真。
ま、エンジンじゃなかったのでよかったといえばよかったにゃ~。今回ショップでは最高速のような使い方を想定してなかったみたいで、タービンを新品にして、値段は折半になった。「触媒もちょっとずれてたみたいだったから」とメタリット(触媒)も新品にしてくれた。これはサービス。壊れれば壊れるほど進化するぜ(C)くみぞうり。
ちなみに、これ以上の出力を安全に求めるなら、CPUを16ビットにするしかないらしい。一番簡単なのはアペックスの置き換えCPU「パワーFC」。設定やいろいろ全部込みで約25万円とな。「今回は無理だ」と、ブーストを下げて 0.85kg/mm にする方向で逃げた。
よしよし。とにかく復活したし、まずは前回雨に泣いたサーキットだな。
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