各国の宇宙船が勢ぞろいした国際宇宙ステーション(ISS)の太陽面通過を撮影しました。

米シャトル・ディスカバリー、日HTV2・こうのとり、欧ATV2・ケプラー、ロ・ソユーズ2機、ロ・プログレスの5種6機です。
2011/03/03 14:16:28, Honjo-city saitama,Japan
Vixen FL102S, Baader Herschel Prism (Solar Continuum Filter, ND3.0), CanonEFx2III, Canon EOS 5D Mark II, Mitaka GN-170
1/1000sec, ISO500, RAW
Special thanks for calsky.com, Kokusaikouki, Mr.Tsutomu Kawaguchi

動画は、EF300mmF4L IS(ND400x2), EFx2II, Canon EOS 7D で撮影しました。

とはいえ、シャトルの形が見えるような分解能には達しなかった。RAW画像をよく見ると、SDOの太陽面画像でもぱっと見では気づかないような小さな黒点も写っているので、ピントは出ていると思われる。つまり、この原因は日本の(特に冬の関東の)シーイングの悪さによる。

最も重要な減光方式は、バーダーハーシェルプリズムがいいみたい。Thierry Legault氏も塩田和生氏も使っている。
まずプリズムで太陽光を4%だけにして、そこから Solar Continuum Filter(540nm付近だけを通すシャープフィルター)と、ND3.0(光量1/1000)を通してだいたい2万分の1くらいになる。

光量の96%は背面のセラミックに逃げる。筐体もセラミックなので熱くならない。そして、太陽が導入できているかどうかのファインダー代わりにもなる優れもの。
なにより、バーダーの2インチ接続システムが素晴らしすぎる。これは改めて紹介したいが、通常の2インチスリーブがネジ(点)で固定するのと違って、面で固定する。ワンタッチで強靱。これを知ってしまうとほかのはもう使えない。
来年は太平洋ベルト全域で見られる金環日食があり、次回を逃すと106年見られなくなる金星の日面通過もある。もちろん、11月の皆既日食も。もしこれらを”望遠鏡で狙おうと考えているなら”ハーシェルプリズムは最良の解だと思う。高いけど。
ちなみに、バーダーハーシェルプリズムの光路長は114mm。FL102S(920mm)にはこれほどの余裕がないので、ED103S(795mm)用の鏡筒に換装した。やれることはなんでもやるぜ。
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